協働および公共医療サービス

   

病理診断センター設立

病理医は慢性的に不足しており、また求められる診断が高度化しているため、病理医にかかる負担の大きさが問題になっています。そこで、病理診断の質の向上に寄与し地域医療に貢献することを目的に、藤田医科大学病院は、2022 年 4 月に地域の医療機関の病理診断を支援する「病理診断センター」を
開所しました。同センターでは、地域の医療機関から依頼を受け、患者さんから採取された検体をもとに良性・悪性の鑑別、治療の選択、予後の判断にかかわる情報の提供を含む病理診断業務を担います。これにより、病理医が不在のクリニック等でも患者さんに品質の担保された医療を提供できるようになり、地域の質の高い医療提供に貢献しました。