中学生向けイベント「君の手で未来の医療を創ろう！」を開催しました
2025年7月23日（水）、藤田医科大学SDGs推進課主催の中学生向けイベント「君の手で未来の医療を創ろう！」を開催しました。本イベントは、将来の医療を支える次世代の育成を目的に、アントレプレナーシップ教育と医療研究の体験を組み合わせたプログラムとして企画し、愛知県内外から40名の中学生が参加しました。
当日は、以下の3部構成でプログラムを実施しました。
第1部：医療の研究体験
本学オープンファシリティセンターおよびメドトロニック サージカルエクスペリエンスセンター協力のもと、参加した中学生は4つのコースに分かれて、最先端の研究機器等を用いた医療研究を体験しました。
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Aコース「小腸の細胞に蛍光色素をつけて観察してみよう」
特殊な顕微鏡で、蛍光に光る細胞を観察。まるで理科の実験がグレードアップしたような体験ができました。 -
Bコース「レーザーで腎臓の細胞を切ってみよう」
研究に用いられるレーザー機器で、細胞を正確に切り取る技術を体験。医療の現場で使われる最先端の手法に触れました。 -
Cコース：「電子顕微鏡でミクロの世界をのぞいてみよう」
肉眼では見えない小さな世界を、電子顕微鏡で大きく拡大して観察。物質の細部まで見ることができ、驚きの連続でした。 -
Dコース：「医療技術の発展に貢献する模擬手術を体験しよう」
実際の医師が使う手術用トレーニング機器で模擬手術に挑戦。医療の進歩を体感する貴重な機会となりました。
第2部：医療×起業の講話
「医療ベンチャーのリアルを知る」ことを目的に、株式会社PREVENTの萩原 悠太 氏にご講演いただきました。理学療法士として病院で勤務した経験をもとに、どのように起業を決意し、医療と社会に向き合ってきたのか、実体験に基づくお話に中学生たちは真剣に耳を傾けていました。
第3部：グループワーク
株式会社Mediiの生田 裕介 氏をファシリテーターに迎え、「未来の医療をよくするためのアイデア」をテーマにグループワークを実施。各グループには本学の教員や大学生が入り、中学生たちは自由な発想で活発な意見交換を行い、最後はそれぞれのアイデアを発表しました。
参加者の声
「意見を出し合うのが楽しかった」
「病院以外でも活躍する医療関係者について知ることができた」
「医療の進化を体験できてとても良かった」
といった感想が多く寄せられ、大変好評のうちに終了しました。
ご協力いただいた関係者の皆さま、誠にありがとうございました。
