カーボンニュートラル×災害時医療 ─太陽光がつなぐ平時と有事
藤田学園は豊明市・中部電力ミライズと連携し、災害時の医療継続に備え太陽光発電設備の整備を進めています。2024年度に教職員駐車場のソーラーカーポート設置Ⅰ期工事を完了し、2025年4月から病院に供給を開始し、災害時の非常用電源としても活用します。7月には豊明市管理の濁池に設置した水上ソーラーパネルが稼働し、最大出力は計2,250kWに。非常用発電機との連携を考慮した、国内医療機関初の試みです。
2026年10月以降のソーラーカーポート設置Ⅱ期工事の完了で出力は2,950kWに増加し、既設の非常用発電機とあわせて、大学病院の自家発電時間が従来の3日から約7日へ延長される予定です。
最終的に本大学病院が使用する電力の約30%を太陽光発電で賄い、温室効果ガス削減と災害対応を両立します。


