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血液から神経細胞を生み出す新技術を開発!創薬と再生医療の未来を切り拓く
-NEUROD1遺伝子を用いた部分的リプログラミングで直接転換に成功-

  • 精神・神経
本学と慶應義塾大学の共同研究グループは、血液細胞からiPS細胞を経ずに神経細胞を作製する新しい技術を開発しました。末梢血T細胞に神経分化に関わるNEUROD1遺伝子と、iPS細胞樹立に用いる4遺伝子を導入する部分的リプログラミング手法により、わずか約20日でグルタミン酸作動性神経細胞を高効率で産生できることを示しました。従来は皮膚線維芽細胞を用いた方法が主で、採取に切開や縫合を伴うためドナーへの負担が大きく限定的でしたが、本法は採血のみで材料を得られるため身体への侵襲が少なく、より簡便かつ安全に神経細胞を得ることが可能です。さらに、iPS細胞の完全な初期化を経ないことで、元の血液細胞が持つエピジェネティック情報の一部を保持しつつ神経細胞に転換できることが明らかになりました。これにより精密な神経疾患モデルの迅速な作製や創薬研究、将来的な再生医療への応用が期待されます。

研究者

精神・神経病態解明センター

石川充 准教授

精神・神経病態解明センター

岡野栄之 客員教授

et al.

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