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食事の形態が食事時間に与える影響を検証

  • 臨床栄養学
飯塚教授らの研究グループは、食べ物の形態や野菜を食べる順序が食事時間に与える影響を調べました。41名の被験者にピザとハンバーグ弁当を4週間ごとに食べてもらい、食事時間、咀嚼回数、一口回数、咀嚼テンポを測定した結果、同じカロリーでも箸で食べる弁当は、片手で手軽に食べられるピザより食事時間や咀嚼回数が長くなることが明らかになりました。一方、野菜を先に食べるか後に食べるかによる差はほとんど認められませんでした。食事時間は咀嚼回数や一口回数、食事の種類と関連していましたが、BMIとは関連がありませんでした。これらの結果は、肥満や栄養不良の指導において、単に「ゆっくり食べる」だけでなく、食事の種類や摂取方法を工夫することが重要であることを示しています。また、食堂での音楽や環境の工夫を組み合わせることで、咀嚼回数や食事時間をさらに増やすことが可能です。こうした取り組みは、健康的な食習慣の定着につながり、日常生活での食事改善や肥満・栄養不良予防の具体的な指導方法を明確にする助けとなります。

研究者

医学部 臨床栄養学

飯塚勝美 教授

et al.

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