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高齢者の自覚症状と生活機能障害・死亡との因果関係が明らかに
~健康を維持するための手がかり~

  • 認知症・高齢診療科
加齢に伴う健康課題を抽出するため、本学研究チームは、愛知県豊明市の65歳以上の高齢者約1万人を5年間追跡し、自覚症状とその後の要介護認定や死亡との関係を解析しました。調査開始時に要介護でなかった高齢者を対象に、「息切れ」「むくみ」「めまい」「排尿・排便障害」など13の自覚症状を調査し、将来の健康状態との因果関係を検証しました。その結果、自覚症状の数や種類が、生活機能障害や死亡リスクと関連することが明らかになりました。特に「息切れ・むくみ」といった呼吸・循環器症状は、要介護認定または死亡のリスクが約1.6倍と最も強く関連していました。本研究成果は高齢者が健康を維持するうえで必要な心構えを持つことや早期の医療的アプローチが、介護予防や早期医療介入につながる可能性を示しました。

研究者

認知症・高齢診療科

武地一 教授

et al.

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