水を意識した建物基準

     

マンホールトイレの運用

本学敷地内の広場の水道管工事をおこない、災害時にも衛生的な災害用トイレを設置できるようにしました。このマンホールトイレは、指定マンホールにマンホールトイレを設置することで使用することができ、近くの水栓から水を流すことにより、総合排水処理施設へ詰まることなく排水できる仕様となっています。災害時に外部から広場に集められた比較的健康な被災者が利用することを想定しています。
災害発生時には、水洗トイレが使用できなくなり、衛生環境の悪化のみならず、トイレに行かなくて済むように水分摂取を控えることで脱水症やエコノミークラス症候群など健康被害の事例も報告されています。マンホールトイレの設置により、災害発生時のトイレ問題を解消し、心身の健康維持に貢献します。