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PD-1を介した免疫のブレーキ機構が、サメからヒトまで進化的に保存されていることを発見

  • 免疫
Johannes M. Dijkstra准教授らの共同研究グループは、魚類を含む多様な動物のゲノムを解析し、がん免疫療法で注目されるPD-1を介した免疫チェックポイント機構が、約4億年前に誕生した顎口類からヒトに至るまで進化的に保存されていることを明らかにしました。魚類にもPD-1やそのリガンドPD-L1、関連分子SHP-1、SHP-2が存在し、その機能ドメインが哺乳類と共通していました。さらに、PD-1の細胞内領域に新たな保存配列モチーフを、また四肢動物特有のPD-L2に未知の構造を発見しました。これらの分子は魚類でも主に制御性T細胞で発現していることが示唆され、PD-1による免疫抑制システムが生物進化の初期から重要な役割を担ってきたことを示します。本成果は、免疫機構の起源解明と次世代免疫療法の基盤構築に寄与することが期待されます。

研究者

研究推進本部 URA室

Johannes M. (Hans) Dijkstra 准教授

et al.

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