本文へ移動

食用サボテンが腸内細菌叢を調節し脂質代謝を改善することを確認
─ サボテンの健康食品への需要拡大に期待 ─

  • プレバイオティクス
本学と他大学の共同研究で、食用ウチワサボテン(ノパレア・コケニリフェラ)の摂取が腸内細菌叢や脂質代謝に及ぼす影響を動物実験で検証しました。通常食または高脂肪食にサボテン粉末を10%添加した飼料をマウスに12週間与え、腸内細菌叢、短鎖脂肪酸、血清脂質、糞便中コレステロール排泄量、免疫関連遺伝子発現を総合的に解析しました。その結果、腸内細菌叢の多様性が向上し、酪酸産生菌が増加しました。さらに、血清総コレステロール、non-HDLコレステロール、遊離脂肪酸が有意に低下し、糞便中コレステロール排泄量も増加しました。通常食条件では短鎖脂肪酸が増加し、免疫関連遺伝子の発現変化も確認されました。これらの成果から、ウチワサボテンが腸内細菌叢を介して脂質代謝や腸管免疫に良い影響をもたらす可能性が示され、健康機能性素材としての発展が期待されます。

研究者

医科プレ・プロバイオティクス

栃尾巧 教授

et al.

FOLLOW US

公式SNSアカウント