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プレバイオティクス効果の個人差の解明に向けた検討
— 腸内細菌の分解酵素と栄養素摂取量が鍵 —

  • プレバイオティクス
本学研究チームは、プレバイオティクス(フルクタン)を摂取した際の腸内細菌の反応に個人差が生じる要因を、分解酵素と栄養素摂取量の観点から明らかにしました。健常成人を対象とした試験の結果、ケストースとイヌリンの摂取により特定のビフィズス菌が有意に増加する「レスポンダー群」では、腸内細菌が持つ分解酵素遺伝子(GH32)の発現が上昇していることが分かりました。さらに食事内容を分析したところ、レスポンダー群は緑葉野菜やツナ缶を多く摂取しており、レチノールなどの特定の栄養素とも相関があることが確認されました。本研究は、プレバイオティクスの効果が腸内細菌の特性だけでなく、日々の食習慣に大きく左右されることを示しています。この知見は、一人ひとりの腸内環境に合わせた「個別化栄養指導」や、より効果的なプレバイオティクス活用法の開発に貢献することが期待されます。

研究者

医学部 医科プレ・プロバイオティクス

廣岡芳樹 教授

医学部 医科プレ・プロバイオティクス

栃尾巧 教授

et al.

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