医学部医学科 学科概要

FUJITA NEXT GENERATION

医学部長 岩田 仲生

藤田医科大学は、1964年に設立されて以来着実な発展を遂げながら今日に至っています。本学は建学の理念である「独創一理」を学風とし、2015年に制定された藤田学園ビジョンに掲げられている教育に関する3つの基本目標、「謙虚で誠実に医療を実践できる人材を輩出する」、「患者中心の専門職連携を実践できる人材を輩出する」、「独創的な学究精神と国際的視野を持った人材を輩出する」を高く掲げて、その実現のため日々努力を重ねてきています。藤田医科大学医学部は、医学・医療のさまざまな分野でリーダーとなる多くの人材を世に送り出し、日本および世界の発展に貢献してきました。

創立50周年を節目に藤田医科大学医学部は新たなステージに向けて大きな変革を進めています。改革の三本柱として「リサーチマインドの涵養」、「グローバル化」、「医療、介護、最先端医療、地域医療を担う新医療人」を基軸にカリキュラム改革と医学教育の刷新を進めています。

医学医療の推進に医学研究は不可欠な要素です。本学は医学研究推進に重点的に取り組むことで内外において重要な役割を担っていく医科大学をめざしています。また海外との国際連携を推進する中で、国際的な視点をもった人材とネットワークを強化していきます。そして世界に例を見ない少子高齢化を迎える我が国の医療の先頭を担うフジタ新医療人育成に取り組んで行きます。

教育目標

藤田医科大学は、建学の理念に「独創一理」を掲げています。「独創一理」とは「独創的な学究精神を堅持して真理を探究し、おおらかな誇りを持ち、感激性に富む、個性豊かな人格を形成する」ことをめざすものです。本学医学部は、患者さん中心のチーム医療の担い手として、リサーチマインドを有する人間性豊かな「良き臨床医」の育成をめざしています。

アドミッションポリシー

  1. 藤田医科大学医学部は以下のような人の入学を求めています。
  2.  (ア)藤田医科大学医学部および藤田医科大学病院の理念を理解し、その発展のために尽くす決意のある人
     (イ)地域の健康と福祉に貢献する熱意を有し、そのための努力を怠らない人
     (ウ)職業人として長く社会に貢献する意思のある人
     (エ)他の医療専門職と連携して、患者および地域住民の健康問題を解決しようとする姿勢を有する人
     (オ)誠実で協調性に優れ、柔軟な心と広い視野を持つ人間性あふれる人に成長していくための素直な心を持ち、努力を続けられる人
     (カ)自律的に自らの健康管理、社会規範の遵守ができ、計画的な行動と多面的かつ慎重な判断ができる人
     (キ)以下に代表される多面的で高い学力を有する人
      英語:英語で記述された教科書や医学論文等を理解し、海外での臨床実習や国内外の国際的状況において十分なコミュニケーションが取れるようになっていくために必要な基礎的英語力
      数学:論理的、数量的な思考が十分可能であることを示す数学力
      国語:人間と人間との関係の中で、互いの立場や考えを尊重しながら、言語を通して円滑に相互伝達、相互理解を進めていくのに十分な国語能力と、問題を解決しようとする創造的かつ論理的な思考力
      理科:自然に対する関心と探究心、観察力および実験能力を前提とした深い理解とそれらによって培われた科学的態度
      地理歴史・公民:多様な価値観を有する国際社会において主体的に生きることや、生を尊べる平和で民主的な社会を形成するための資質と自覚に繋がる社会科の能力
  3. 性、人種、宗教、性的指向、社会経済的地位、身体能力の如何によって、入学に関する優先性が影響されることはありません。

カリキュラムポリシー

藤田医科大学医学部は、以下の方針に基づいてカリキュラムを作成し、実施する。

  1. 建学の理念である独創一理を体現する学生を養成するため、卒前から卒後に至るまで一貫した、学習成果基盤型の医学教育を行う。
  2. 段階的な教育を行うため、カリキュラムを以下の3つの課程に分ける
    1. 医・人間学系では、準備教育として自発的に学習に取り組む技術と能力の修得、並びにコミュニケーション能力の向上や多様な価値観及び文化の理解に繋がる教育を行う。
    2. 基礎系では、生命科学であると同時に臨床医学の根幹を成す基礎医学教育を行う。
    3. 臨床系では、卒業時に十分な臨床能力の修得を目指した参加型臨床実習を中心とする多様な形態の教育を行う。
  3. 医療人としてのプロフェッショナリズムを確立するため、準備教育から臨床過程に至るまで、学習段階に応じて繰り返し学ぶ学習プログラムを実施する。
  4. 準備教育から基礎、基礎から臨床など課程をまたいで教育される項目については垂直的に統合した教育プログラムを実施する。
  5. 複数の専門分野が取り扱う項目については、教育プログラムを水平的に統合して学習効率を高める。
  6. 医療チームのリーダーたりうる資質を備えるべく、専門職連携を学習する機会を持つ。
  7. 地域に貢献する医療人としての見識を備えるため、社会的及び国際的な観点から医療を考える機会を持つ。

ディプロマポリシー

藤田医科大学医学部は、「独創的な学究精神を持った謙虚で誠実な医師」となるため、所定の課程を修め以下の能力を身につけた者に対して、学士(医学)の学位を授与します。
  1. 医師としてのプロフェッショナリズム
    医師としての責任感と職業倫理観に基づいて行動し、生涯にわたり向上心を持ち自己研鑽に励む自覚と能力
  2. コミュニケーション能力
    お互いの立場を尊重し、相手から信頼される関係を築くためのコミュニケーション能力
  3. 専門職連携
    患者の健康問題の解決に向け、多職種での取り組みを実践する能力
  4. 医学および関連領域の知識
    医療の基盤となっている基礎、臨床、社会医学等の知識を有し、応用する能力
  5. 独創的探究心
    疑問点を解決するために行動する独創的な学究精神と科学的能力
  6. 診療の実践
    安全かつ科学的根拠に基づいた適切な診療を実践する能力
  7. 地域社会への貢献
    地域の保健・医療・福祉の課題を理解し、その解決のために貢献する能力

アセスメントポリシー

藤田医科大学医学部は、教育課程及び科目の各レベルにおいて、達成すべき質的水準と具体的実施方法を以下の通り定め、学生の学修成果を評価します。

1.教育課程レベル
ディプロマ・ポリシーで定めた能力の達成状況を評価します。医師国家試験の合格状況・卒業要件達成状況(単位取得状況・GPA)・学生の学修達成度自己評価等の結果から、教育課程全体を通した学修成果の達成状況を評価します。
 
2.科目レベル
授業等科目のシラバスで提示された成績評価および学修目標に対する達成状況等の結果から、科目ごとの学修成果を評価します。

【データの収集と分析・改善】
 IR推進センター・教務委員会が上記データを収集し、集計を行います。集計結果は、医学部学修プログラム評価委員会、自己点検評価委員会に報告し、両委員会で評価します。評価結果は、医学部教授会及び全学教学運営委員会に報告し、医学部における継続的かつ効果的な教育の改善等に活用します。

在学生数

平成30年5月1日現在
医学科 男子 女子
1年 95 34 129
2年 77 53 130
3年 74 40 114
4年 76 41 117
5年 68 36 104
6年 85 46 131
475 250 725

教育管理部門