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第78回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第78回保健学セミナーのお知らせ

藤田医科大学大学院保健学研究科では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
今回の第78回保健学セミナーは、臨床工学領域の企画担当で開催いたします。
 
演題 「心臓手術に生かす内視鏡」
演者 名古屋第一赤十字病院 心臓血管外科 第一部長 
伊藤 敏明 先生
日時 2020年10月16日(金)18:00~19:30
場所 フジタホール500(大学1号館5階)

ご講演要旨

演題 「心臓手術に生かす内視鏡」

腹部外科をはじめ、婦人科泌尿器領域、呼吸器外科、あらゆる外科領域で内視鏡下手術が標準的治療となってきているのはご存じの通りです。しかし心臓外科だけは「難しい手術だから」として大きな胸骨正中切開が主流でした。しかし、そんなに難しい手術なのか? 私は10数年前の学会で食道切除手術を胸腔鏡下に行っているビデオを拝見し「これほどの操作を鏡視下に行えるのか」と驚きました。この経験もあり10年前から胸腔鏡を心臓手術に取り入れ、僧帽弁形成手術から始めて現在では胸腔鏡下にほぼすべての弁膜症手術を行える様になりました。先入観を排して分析すると心臓手術は鏡視下手術と実は親和性が高く、必要な操作を要素に分けてみると必ずしも複雑とも言えない事もわかりました。胸腔鏡下の心臓手術とはどの様なものか、多くのビデオを使ってお話ししたいと思います。

今回、ご講演いただく伊藤 敏明先生は、1986年に名古屋大学医学部をご卒業され、名古屋掖済会病院、名古屋大学医学部胸部外科、カナダのトロント小児病院などで心臓血管外科医として研鑽を詰まれた後、1997年に名古屋第一赤十字病院心臓血管外科に赴任されています。2005年には同部門の部長に就任され、現在に至っていらっしゃいます。伊藤先生は、今回ご講演頂く低侵襲心臓手術(Minimally Invasive Cardiac Surgery, MICS)に精力的に取り組んでいらっしゃっており、心臓血管外科専門医、同指導医はもちろんのこととして、ご専門分野の日本低侵襲心臓外科学会の理事を務められており、日本胸部外科学会や日本冠動脈外科学会、日本心臓血管外科学会など関連学会の評議員も歴任されています。今回のご講演では、この低侵襲心臓手術(MICS)について、その歴史と実際から最先端までお伺いできるものと思います。

 大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。

               大学院保健学研究科長 齋藤邦明 
               問合わせ:中井 滋(0562-93-9437 s-nakai@mta.biglobe.ne.jp)