第85回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第85回保健学セミナーのお知らせ

藤田医科大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
今回の第85回保健学セミナーは、医療経営情報学領域の企画担当で開催いたします。

演題 経験則・方法論に基づく医療の質・安全管理の実際—効果的な医療の質・安全対策の実践手法について-医学教育イノベーションを目指す!-
演者
星城大学大学院 健康支援学研究科 教授
北野 達也 先生
日時 2021年7月16日(金)18:00~19:30
場所 Web開催
 

ご講演要旨

演者は航空業界(パイロット)における経験、救急救命、集中治療、呼吸・循環・代謝、消化器、内分泌領域など臨床経験、1991年Medical Risk Manager、2003年全国初「医療安全管理部」設置しPatients Safety Manager、2004年7月1付厚生労働省令改正、「医療事故防止センター」初代医療事故防止事業課長として、医療事故報告の義務化、医療事故報告Web入力システム開発、本邦における「医療事故調査官:仮称」配置構想及び養成カリキュラム構築、医療安全管理者、医療クオリティ・マネジャー等配置義務化・制度化などに関わってきた。
今回、医療の質・安全管理対策などを講じるにあたり、これら40年間に亘る経験則、方法論からCRM(Cockpit/Crew Resource Management)、Non-Technical Skillsなど組織マネジメント手法、COVID-19(SARS-CoV-2)などPandemicの捉え方などHERM(Healthcare Enterprise Risk Management)について、関連分野の歴史的背景や、学問体系的に学び実践力を身につけることの意義、効果的・効率的な新たな手法、さらに次世代の医療人育成を目指すべくProfessionalismの定義等について解説する。

今回、ご講演いただく北野 達也先生は、2003年3月に九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻修士課程を修了されました。同年4月 国内初の「医療安全管理部」を立ち上げ Patients Safety Manager として就任されています。2011年3月には九州大学大学院医学系学府環境社会医学専攻医療システム学教室医学博士課程を修了され、博士(医療科学)を取得しておられます。先生は36 年前に航空業界(パイロット)から右目突発性円錐角膜症により医療業界へ転職され、数々の民間病院、自治体病院において救急救命、呼吸療法、循環器、消化器、代謝・内分泌、糖尿病、特殊治療等の臨床業務、医学教育(人材再教育)に携わりながら、Patients Safety Manager として医療の質・安全管理、医療経営・管理等病院再建に従事してこられました。
2006年から星城大学 経営学部 医療マネジメントコース主任・専攻長 助教授として、2009年には星城大学 経営学部 健康マネジメント系 医療マネジメントコース主任・教授、同年星城大学大学院 健康支援学研究科 医療安全管理学 教授を兼任され、2013年からは星城大学 学長補佐として活躍されています。
先生は臨床工学技士をはじめ数多くの医療資格をお持ちで、更に、Medical Risk Manager、認定医療安全管理者、認定医療メディエータ—などの医療の質・安全管理分野資格も数多くお持ちです。
 
本セミナーにおいて先生の数々のご経験から、効果的な医療の質・安全対策の実践手法についてご講演頂きます。大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。
 
 
大学院保健学研究科長 金田 嘉清

問い合わせ:亀井 哲也(0562-93-9812 tkamei@fujita-hu.ac.jp