第71回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第71回保健学セミナーのお知らせ

藤田保健衛生大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
今回の第71回保健学セミナーは、リハビリテーション学領域の企画担当で開催いたします。

演題 地域医療構想と地域包括ケアとリハビリテーション医療
演者 医療法人輝生会 会長
石川 誠 先生
日時 2018年10月18日(木)16:00~17:30
場所 生涯教育研修センター2号館 1階 101講義室
 

ご講演要旨

小生はリハビリテーション医学の研究者ではない。リハビリテーション医療の実践家、それも医療システムの実践家と言ったほうが良いかもしれない。1970年代から現在までの約50年間の医療の変遷、リハ医療の変化を経時的にみつめ、この先、何が重要なのかを考えていただきたい。
特に2000年は、地域におけるリハビリテーションの大改革の年であった。介護保険が施行となり、老人デイ・ケアは通所リハビリテーションと改名され、訪問リハビリテーションとともに介護保険における生活期リハビリテーションが明確に位置づけられたこと、さらに医療保険で回復期リハビリテーション病棟が創設されたからである。以後、18年が経過したが、リハビリテーション医療の基本構造は確立し、医療保険・介護保険ともにリハビリテーション医療の量的整備から成果が求められる質的整備の時代に移行しつつある。現在、厚労省の医療・介護における基本的方針は、「早く治して、早く地域に返し、地域においても適切な支援を行うこと」として、「地域医療構想」と「地域包括ケアシステム」の二大施策が展開されているが、この二大方針において、リハビリテーション医療の充実は極めて重要である。早く治して寝たきりにせず早く地域に返すことにリハビリテーション医療が如何に貢献できるか問われ、また地域における自立支援と介護予防活動においてもリハビリテーション医療は必須である。以上の視点で、地域医療構想と地域包括ケアとリハビリテーション医について、当法人での実践を踏まえ解説したい。

今回ご講演いただく石川 誠先生は、1973年に群馬大学医学部をご卒業後、群馬大学医学部附属病院、佐久総合病院、虎の門病院を経て、1989年12月から医療法人社団 近森会 近森リハビリテーション病院院長としてご活躍されました。その後、医療法人財団 新誠会 理事長、医療法人社団 輝生会 理事長を経て、2018年4月より医療法人社団 輝生会 会長に就任されました。その間、リハビリテーション医療の実践家、それも医療システムの実践家として1970年代から現在までの約50年間の医療の変遷、リハ医療の変化を経時的にみつめ、この先何が重要なのかを、地域医療構想と地域包括ケアならびにリハビリテーション医について、実践を踏まえご講演いただきます。
 
大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。

大学院保健学研究科長 金田嘉清
問合わせ:大塚 圭(0562-93-9058 ohtsuka@fujita-hu.ac.jp