持続的成長のための戦略

[年度別]

SDGs ゴールから探す

SDG 1 貧困をなくそう SDG 3 すべての人に健康と福祉を SDG 16 平和と公正をすべての人に SDG 17 パートナーシップで目標を達成しよう

NGO・国家・地方政府との連携

持続可能な社会の実現に向けた政策参画

愛知県循環器病対策推進協議会に選任
愛知県循環器病対策推進計画は、脳卒中や心臓病などの循環器病による死亡や介護を要する状態を減らし、県民の健康寿命を延ばすことを目的とした計画です。循環器病は生命や健康に重大な影響を及ぼす疾患であり、社会全体にも大きな負担を与えています。こうした課題に対応するため、2018年に制定・2019年に施行された「循環器病対策基本法」に基づき、国および都道府県が対策計画を策定することが定められました。愛知県では、県内の保健・医療・福祉の現状を踏まえ、2021年度から2023年度を計画期間として本計画を策定。予防から医療、福祉までを総合的に推進し、「健康日本21あいち新計画」など関連施策と連動して県民の健康づくりを進めていきます。本学も構成員に選任されています。

SDGsについての分野横断的な協議

「 メタバース推進協議会 」の理事に湯澤由紀夫学長が就任
本学の湯澤由紀夫学長が、このたびメタバースに関する新たな文化圏や経済圏のあり方を検討する 一般社団法人メタバース推進協議会の理事に就任いたしました。 同協議会は、2021年12月に任意団体として発足。2022年3月に一般社団法人メタバース推進協議会として社団法人化しました。メタバース空間内での生活文化活動、コミュニティの形成、ビジネス活動に関する業界横断の意見交換を実施し、政策提言やメタバースの利用促進につなげることを目的としています。代表理事には東京大学の養老孟司名誉教授、常任理事に元観光庁長官の溝畑宏 大阪観光局理事長、特別顧問に世界的建築家の隈研吾氏らが就任しています。理事は、農林水産・建設・小売など業種ごとに計16名が務める予定となり、湯澤学長は医療福祉業の理事に就任することが 8月 に都内で開かれた第4回推進会議で発表されました。

SDGsのデータを収集測定する国際的なコラボレーション

Fujita International Symposium on Brain Science 2022を開催
医療現場で求められるやさしい日本語
2022年11月、名古屋マリオットアソシアホテルにて「第1回 Fujita International Symposium on Brain Science 2022」が開催されました。本シンポジウムは、本学 精神‧神経病態解明センターが主催し、脳科学分野における国際的な交流とネットワークの促進、最新情報の共有、若手研究者の育成を目的としています。世界の第一線で活躍する研究者による最先端の研究成果が発表され、参加した若手研究者や学生との活発な意見交換が行われました。今後も本シンポジウムは、本学の先進的な研究力を国際的に発信し、定期的な開催を通じて脳科学の発展に貢献していきます。

国際協力と研究で持続可能な社会づくりに取り組む

「THE Asia Universities Summit 2022」の開催
2022 年 5 月から6月にかけて、2021 年のオンライン開催に続けて 2 度目となる「THE Asia Universities Summit 2022」を大学キャンパスで開催しました。 期間中は、アジアの主要大学の学長、ユネスコの事務次長、ノーベル賞受賞者、日本を代表する企業のトップリーダーら世界 22 カ国から 330 名が本学キャンパスに結集。「Facing the future,creating academic talent(未来に向けて、学術的才能を生み出すために)」をメインテーマに、大学の存在意義やグローバルな視点を持つ人材の育成などについて議論しました。また、基調講演では、東京工業大学科学技術創成研究院の大隅良典教授、名古屋大学の天野浩教授、島津製作所の田中耕一氏、トヨタ自動車の内山田竹志代表取締役会長や川崎重工業の橋本康彦代表取締役社長執行役員らが登壇しました。パネルディスカッションでは、大学が抱える課題やグローバル社会が直面する問題についての議論が活発に展開されました。

地域や社会のパートナーと連携しSDGs達成に取り組む

学生ボランティア

NPO 法人 「プラス・エデュケート」における日本語学習支援
本学の学生が、豊明団地にて、外国にルーツを持つ小中学生約50名の学習支援活動にボランティアとして参加しています。活動に参加している学生約15名が、各々週に1回程度「放課後学習支援教室」に出向き、学校の宿題のサポートや、自分たちで用意した国語や数学の問題を使用した学習支援を実施しています。年度末には、NPO担当者の方と学生とで活動振り返り会も実施しました。この活動を通して、外国人の子供たちが日本の小中学校での勉強をよりよく理解できる活動を支援しています。
※プラス・エデュケートとは:豊明団地を拠点とし、外国にルーツを持つ子どもたちに教育支援活動を行っているNPO法人です

SDGsのための教育

未来の社会課題に対応する学び

学生全員が防災士カリキュラムを受講
医療現場で求められるやさしい日本語
本学では、頻発する気候変動災害に対応し、災害時医療を支える人材を養成すべく、2023 年度の入学生より学生全員が卒業時に日本防災士機構が認証する民間資格「防災士」* の取得を目指す取り組みを全国で初めて開始しました。その最初のトライアルとして、2022 年 12 月に一部の学生を対象に本学主催の防災士養成講座を実施し、講座最終日の防災士資格取得試験には、350 名が合格しました。2024 年 1 月までに約 2,000 名の在学生が受講する計画のもと、2023 年 3 月末時点では累計 617 名が受講し、613名が合格しています。 防災士の教育を通して、大災害発生時には「自分たちが社会を支える」という意識をもつ学生の育成を目指します。
* 防災士とは:認定特定非営利活動法人日本防災士機構が、社会のさまざまな場で防災力を高める活動を行うための十分な意識と一定の知識・技能の習得をしたことを認証する民間資格

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