学部概要

先進科学を創造できる知的医療プロフェッショナルを育む

医療科学部 学部長 齋藤 邦明

医療科学部は、医療専門職である臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師を養成する学部です。独創的で知的な医療人の教育を志すその歴史はすでに50年を超え、長年の伝統に培われた実績は他の追従を許しません。

学部では「課題解決型学習 PBL、Project-Based Learning」、OSCE「Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験」など、オリジナリティーの高いカリキュラムを取入れ、個々人の能力を最大限に伸ばす教育を目指しています。医療検査学科で実施されている選択式教育は、臨床検査技師養成プログラムと臨床工学士養成プログラム、どちらかを選べる全国初のシステムです。未来社会を創る人材の育成に力を注ぐ本学は、新しいカリキュラムを先駆的に導入し、改革を行うことを厭いません。その成果は全国でも群を抜く国家試験の合格率だけでなく、社会からの高い評価につながっています。

私自身本学の卒業生であり、建学の理念である『独創一理』を大切にして研究・教育を続けています。米国国立衛生研究所上席研究員として実験に打ち込んだ約7年のキャリアや京都大学教授として自由な発想の中で研究室を率いた経験を生かし、次世代を背負う若者の輩出に尽力したいと思っています。本学は、同窓会組織の連携による手厚いキャリア支援で、卒業後の就職率が抜群であることに加え、先進的研究を極めるための大学院修士、博士課程教育も充実しています。全国の臨床研究機関は、AIやデータサイエンスを活用できる医療技術者を求めており、本学では臨床コーディネーター、認定遺伝カウンセラー、医学物理士、胚培養士、再生医療関連の認定資格などの取得をサポートしています。
学生諸君には自分の未来に夢を持ち、それぞれが『輝』人材としてグローバルに活躍ができるよう、果敢に前進してほしいと思います。

アドミッション・ポリシー

医療科学部は、本学の建学の理念に共感し、医療に誠実に携わることを望むものを広く受け入れる。

1)健康・保健医療およびその関係する分野に高い関心をもつもの
2)心豊かな人間性と幅広い教養を育み、主体性をもって他者と協働して課題に取り組む志のあるもの
3)専門的な知識や技術を活かして、組織や国内外の社会に貢献しようとする志のあるもの

入学試験は多様な素養を評価するため、複数の受験機会を提供する。
なお、性、人種、宗教、性的指向、社会経済的地位や身体能力は評価しない。

入学試験で求める能力

禁煙への取り組み

藤田医科大学では、人々の健康を守る医療職者を育成する大学として、入学者は喫煙しないことを約束できる方とします。

カリキュラム・ポリシー

医療科学部は、ディプロマ・ポリシーに示した5つの力を身につけるために段階的・体系的な教育課程を編成する。
授業は講義・演習・実験・実習・実技の様々な方法・形態等により行い、学生が主体的・能動的に学ぶことを目的とする。
学修成果は、あらかじめ明示した学修目標に即して総合的に評価する。教育の内容・方法・効果に対する組織的な評価と検証を行い改善に努める。

ディプロマ・ポリシー

医療科学部は、本学の建学の理念および学部・学科が掲げる人材の養成に関する目的に基づき、各学科で所定の課程を修め、以下に示す5つの力を身につけた者に学士の学位を授与する。

課題を解決する力
1) 幅広い教養ならびにそれぞれの専門分野の基本的な知識と技術をもち、それを論理的に活用するために管理し、正確な情報を読み解き課題を解決する力を身につけている。

連携する力
2) 医療に関係する専門職の担い手やその恩恵に預かる人々すべてを尊重して、お互いが手を取り合い、良き医療を実践するための基本的能力を身につけている。
 
自律して達成する力
3) 倫理観をもっておおらかで他者を慈しみ、目的のために自身を評価・判断して行動できる能力を身につけている。

社会に貢献する力
4) 社会の一員として自らの役割を認識し、そこに住まう人々が健康と医療に満足できるように使命感をもって行動し、多様な社会に貢献する能力を身につけている。

創造する力
5) 多面的に観察・分析することにより新たな問題を発見し、それらを解決するために科学的な探究と創造的な取り組みができる能力を身につけている。

本学が養成する医療職種の患者さんへの関り