Q&A

  • 放射線学科では何を学ぶのですか?
    診療放射線技師はX線撮影のみならず、CTやMRIといった様々な医用画像検査を担当する医療専門職であり、医師と共に放射線を用いたがん治療にも参画します。メディカルスタッフの一員として医師や他の職種と緊密に連携・協力してチーム医療に貢献できる優れた人格と、医用放射線技術に関する高度な専門性を兼ね備えた「心優しいプロフェッショナル」の育成を目指しています。
    診療放射線技師が携わる検査と治療の原理や技術と、対象となる人間の体の仕組みを学びます。また医療スタッフや患者さんの安全のため、放射線被ばくの管理や防御技法、関連法、生きた人間(患者さん)の心理など、社会科学、人文科学の分野も必要になります。
  • 高校で物理学を選択していませんが、本学科でついていけますか?
    診療放射線技師は放射線を人体に照射することのできる医療職です。人体への照射は適正におこなうことが求められます。そのため、X線の特性、それを制御する技術、人体における撮影技法など理解が必要で、そのためには物理学が必要です。よって、本学科の物理系の講義時間数を多くして、全員が授業についてこれるように配慮しています。
    もし、物理学を苦手と思っている場合は、克服する努力が必要でしょう。高等学校で物理を選択しなかった場合は、授業の理解により多くの努力をすることが必要でしょう。同様の不安を持って入学した学生が、授業内容をマスターし、卒業と国家試験合格を果たしています。
  • 講義は何時から何時までありますか?
     講義・実験(実習)は1コマ(1授業)90分で1日最大5コマ実施されます。1コマ目は午前9時にはじまり、ほとんどは1日4コマで、午後4時10分に終了しますが、5コマ目がある日は午後5時50分に終了します。病院での実習は、病院の業務開始時間に合わせる(9時より前に始まります)ので、学校の授業の時間とは異なります。
  • 土曜・日曜・祝日に授業(講義・実習)がありますか?
     原則として土曜・日曜・祝日は休みです。一部、客員講師による集中講義が土曜日に、4年次では、土曜日にも卒業研究を実施しています。その他、授業ではない就職説明会などのサービスをおこなうことがあります。
  • 診療放射線技師は、放射線による健康への影響はありますか?
    健康への影響はありません。大半の医療スタッフの年間被ばく線量は、自然界から受ける年間の放射線被ばく線量より少ないです。これは、法律に定められた被ばく線量限度よりも、ずっと低い値です。また、線量限度以内の被ばくであれば、放射線による健康影響と他の要因による健康影響(喫煙、食事など)と区別することができません。
  • 卒業後の進路は、病院のほかにありますか?
    ほとんどの卒業生は、診療放射線技師の資格を取得して、医療機関(病院、診療所)に就職しています。その他の就職先として、病院に対し医療機器や医薬品を生産販売する企業(医療関連企業)があります。企業では、販売先の診療放射線技師や医師に説明や、質問への回答ならびに、共同研究などをおこなう仕事や、社内で医療機器の開発をする仕事に就いています。そのため企業で務めるために資格は必須ではありませんが、有資格者が採用されやすい傾向にあります。
    また、大学院(修士)に進学してから就職する人も増えてきています。大学院生の就職先は病院、医療関連企業でありますが、大卒に比べ有利、不利ということはありません。
  • 診療放射線技師の求人は多数ありますか?
    診療放射線技師の求人は多数あります。本学に直接求人情報が来る場合と、病院等のwebページで求人を広告する場合があります。求人は、定年などで退職される技師さんが発生した場合と、検査需要の増加による機器増設や、新しい検査機器(最近ではマンモグラフィ)を導入したときに発生しやすいです。本学直接の求人情報では、診療放射線技師の需要は増えています。厚生労働省の病院統計では病院に勤める診療放射線技師の数が少し増えています。